Wantedlyプレミアムスカウトとは？人材採用する全企業が導入すべき手法！

「ダイレクトリクルーティングを利用してみたいけどどこがいいの？」
「実際にスカウトサービスを利用しているがうまく効果が出ない」

このように考えている企業は多いのではないでしょうか。
そこで、本記事ではWantedlyプレミアムスカウトというダイレクトリクルーティングのサービスについて、商品の特徴から効果の出し方まで紹介しています。

Wantedlyプレミアムスカウトを利用すべき理由から、実際に効果の出たスカウトテンプレートメッセージまで紹介していますので、すぐにスカウト配信に取り組むことができます。

ポイントはペルソナを明確にすることとスカウト文面を工夫することです。

この記事では、Wantedlyプレミアムスカウトがどのようなダイレクトリクルーティングサービスかを知り、プランや料金、導入から効果の出し方まですべてを把握することができ、実行に移すことができます。

Wantedlyプレミアムスカウトの機能や特徴

Wantedlyプレミアムスカウトには、
① ダイレクトスカウト型のサービス
② スカウトの平均返信率が20％
という特徴があります。
具体的な機能や特徴について、以下で詳しく説明していきます。

自ら求職者に直接アプローチするダイレクト型スカウトサービス！

Wantedlyプレミアムスカウトとは、ウォンテッドリー株式会社が運営するビジネス版SNSのWantedly内にて利用できるダイレクト型スカウトサービスです。ダイレクトリクルーティングとも呼ばれ、企業が求職者に直接アプローチする手法のことを指します。従来の求人広告では、募集内容を広告として掲載し、応募を待つだけの手法が主流でした。しかし、労働人口の減少などによりこれまで通り待っているだけでは人材が確保できなくなってきているため、このようなダイレクトリクルーティングサービスを利用して、自らアプローチする手法を利用する企業が増えてきています。自社の採用ターゲットをもとに対象者を検索し、「ぜひ会いたい！」と感じた求職者に直接スカウトメッセージを送ることで、自社への応募喚起を促していきましょう。

主要ダイレクトリクルーティング比較

一般的な平均返信率が10％前後であるのに対し、Wantedlyプレミアムスカウトは驚異の20％！

Wantedlyプレミアムスカウトの平均返信率は20％というデータが出ております。通常ダイレクトリクルーティングの平均返信率は10％前後という風に言われており、以下にこの数字が高い数字を誇っているかがわかります。この高い返信率を誇る理由は2つあります。

理由①：エージェントに開放していないから

1つ目の理由は、人材紹介エージェントにスカウトサービスを開放していないため、求職者に対する過度なスカウト供給を防ぐことができ、開封率アップにつながっています。通常スカウトサービスを利用すると企業からのスカウトに加え、人材紹介の紹介案件のスカウトも送付され、求職者の受信箱には大量のスカウトで埋め尽くされてしまいます。その結果、自社が送付したスカウトには目を通さない、もしくは気づいてもらえない可能性も十分にあります。一方、Wantedlyプレミアムスカウトはそのような紹介案件のスカウトに埋もれることなく、通数も限られているので企業ごとの魅力を伝えやすい環境が整っています。

理由②：募集やストーリーにより企業や組織の魅力を伝えやすいから

2つ目の理由は、ただスカウトを送るだけでなく送付したスカウトを通じて、自社の募集情報やストーリーを閲覧してもらうことで自社の魅力付けをすることができ、返信率のアップにつなげることができます。通常のスカウトですと企業のメッセージと企業の簡単な求人票を送付するだけとなり、そこからさらに企業のことを調べようと思うと企業HPに訪れて企業概要などを確認することが一般的でしょう。しかし、Wantedlyではそれに加え、ストーリーという企業にとってのブログのようなものを通じて、自社のことや選考について、社内イベントについてなど幅広く魅力を伝えられる機能がございます。この機能をフル活用することで自社についての魅力を最大限伝えることができ、高い返信率につながっています。また、Wantedlyプレミアムスカウトにはいわゆる「応募ボタン」がなく代わりに「話を聞きに行きたいボタン」というものが用意してあるため、気軽に話だけでも聞きたいという気持ちで会うことができるので、応募率アップにもつながっています。

ダイレクトリクルーティングを利用するなら、どの企業もWantedlyプレミアムスカウトを使うべし！

もしも現在ダイレクトリクルーティングの利用を検討している企業がいたら、ぜひWantedlyプレミアムスカウトを利用しましょう。理由としては、ダイレクトリクルーティングで求職者に自ら積極的にアプローチができるうえに、WantedlyというビジネスSNSを利用して、企業のブランディングをすることも可能だからです。
通常のダイレクトリクルーティングのサービスは、プランに応じた通数と期間のみ与えられ、作成した求人票をもとにどんどんスカウトを配信していくことが主となります。
しかしWantedlyプレミアムスカウトでは、返信率20％のスカウト機能を余すことなく利用しつつ、Wantedlyを通じて企業の魅力や強みを最大限伝えることが可能です。また、求人募集も同時に行うことができるので、スカウト外の求職者からの応募も見込むことができます。企業のブランディングを行いたいと考えている企業は多く存在し、それらをダイレクトリクルーティングを利用しながら、実現できるサービスはWantedly以外にないため、ぜひともダイレクトリクルーティングの利用を考えている企業は導入すべきでしょう。

ただし、ペルソナが具体的に設定されていない・スカウト配信に時間を割くことが難しいといった企業には、あまり利用をおすすめできません。利用する際にはどのような人物を求め、スカウト配信をどのように行っていくかを自社内でしっかり定めておくことが必要です。

Wantedlyのプレミアムスカウトのプラン・料金

この章ではWantedlyプレミアムスカウトのプランや料金について、紹介していきます。
単純にスカウトの通数のみの購入も可能ですが、ビジネスSNS「 Wantedly」を契約することで、企業ブランディングを行いつつ、スカウトを利用することも可能となります。
詳しくは以下で説明していきます。

50通／月で20万円～購入可能

Wantedlyのプレミアムプランは50通あたり20万円～購入可能で、利用期限は50通につき1か月となります。
購入のプランとしては、2か月プラン・3か月プラン・6か月プランと利用目的に合わせてパックとしての購入も可能です。

Wantedlyプレミアムスカウト料金表

Wantedlyのスタンダード、プレミアムプランの契約でも利用可能

Wantedlyのスタンダードもしくはプレミアムプランを契約することでプレミアムスカウトを利用することができます。スタンダードプランですと、6か月契約の10万円／月で100通、24か月契約の8万円／月で400通プレミアムスカウトを利用できます。また、プレミアムプランですと6か月契約の20万円／月で300通、24か月契約の14万円／月で1,200通のプレミアムスカウトを利用することができます。

Wantedly料金表

Wantedlyプレミアムスカウト導入までの流れ

この章では、Wantedlyプレミアムスカウトを導入するまでの流れを紹介します。
主な流れは、
① 問い合わせ
② 打ち合わせ
③ 契約
④ 利用開始
となります。スケジュールのイメージも紹介していますので、参考にしてください。

Wantedly株式会社もしくは取扱いのある代理店に問い合わせる

Wantedlyプレミアムスカウト利用に向けて、まずはWantedly株式会社もしくは取扱いのある代理店に連絡をしましょう。以下に各問い合わせフォームと電話番号を記載します。

■Wantedly株式会社
電話番号：03-6369-2018
問い合わせフォーム：https://help.wantedly.com/hc/ja/requests/new

■取扱代理店
電話番号：03-6721-5113
問い合わせフォーム：https://www.bsearch.co.jp/contact/

上記のどちらかに連絡し、商品についての質問や導入に向けた打ち合わせの設定・実施を行いましょう。

打ち合わせの実施（状況の確認や利用プランの決定）

問い合わせが完了しましたら、設定した日時で打ち合わせをしましょう。「どのような人物を必要としているのか」「何人必要で、いつまでに採用できていないといけないのか」など条件面をすり合わせ、自社におすすめのプランや利用期間を決定していきます。最低限事前に決めておく・調べておくべき項目を下記にまとめておきますので、参考にし準備をしておくと良いでしょう。

■事前準備項目
・募集人数
・募集時期
・募集背景
・ペルソナ
・予算
・過去掲載時の実績（もしもスカウトの利用実績があればその実績）

最低限これらの情報をまとめておくと、スムーズに自社に何が合っているのかを確認できますので、打ち合わせの直前までに用意できていると良いでしょう。

契約

利用プラン等が決定しましたら、契約手続きを進めていきます。各企業指定の申込書を通じて利用プランの契約を申込み、受理されましたら契約がスタートします。契約から利用開始までのスケジュールを簡単に下記に記載します。実際のスケジュールは利用企業によって多少変わってくるので、おおむねのスケジュールを記載します。

■利用開始までのスケジュール
①アカウント発行　　　　　　　　　　即日～3日
②スカウト文面作成＆配信対象の決定　1日～5日
③ スカウト配信開始

利用開始まで最短でも2日、余裕をもって準備して8日ほどかかります。スカウトの文面作成量や配信文面の正式決定までにどのくらい時間をかけていくかにもよって変わってくるので、余裕を持ったスケジュール設定を行うと良いでしょう。

利用開始

契約まで完了し、4.3でも記載したスケジュール内容の準備ができたら、実際に利用を開始します。設定した条件のもとスカウトを配信していきます。利用開始後では配信数や開封率、応募数を確認し状況に応じて効果改善をしていきましょう。開封率が良くないのであれば、件名を修正する、応募率が悪ければ文面の改善など採用目標達成のために何度も見直していきましょう。

Wantedlyプレミアムスカウトで効果を出すための3つのポイント

この章では、Wantedlyプレミアムスカウトで効果を出すためのポイントを紹介します。
① 平日の12時頃と17時頃に配信する
② 再送機能を利用する
③ スカウト文面を工夫する
以上の3点がございます。具体的には以下に記載しています。

平日の12時頃と17時頃にスカウト配信するよう心掛ける

Wantedlyプレミアムスカウトで効果を出すための1つ目のポイントは平日の12時頃と17時頃にスカウトを配信することです。12時～13時は会社員の方はお昼休憩の時間なので、昼食をとる前後でスマホなどを使用することが多いです。ですのでそのタイミングを狙ってスカウトを配信することで、自社の求人を埋もれることなく見てもらいやすくなります。また、同様に17時頃にスカウト配信することで、退勤後電車などでスマホを使用している求職者に見てもらいやすくなります。まずは見てもらわないと、応募には繋がらないため、配信時間は意識していきましょう。

再送機能を利用する

Wantedlyプレミアムスカウトで効果を出すための2つ目のポイントは再送機能を利用することです。Wantedlyプレミアムスカウトには一度スカウトを配信した方に再送する機能が備わっているので、積極的に利用していきましょう。求職者は他の企業からもスカウトを受け取っているので、自社よりも関心の高い企業とやりとりしていたり、他のスカウトにより埋もれてしまっている可能性があります。なので、再度スカウトを配信することで、求職者への関心訴求や自社求人に気づいてもらいやすくなります。

スカウト文面を工夫する　※メッセージテンプレート付き

Wantedlyプレミアムスカウトで効果を出すための3つ目のポイントはスカウト文面を工夫することです。求職者はスカウトを複数受け取っており、人によっては何十社、何百社とスカウトを受け取っており、すべてを確認することは難しいです。その中で、全員に同じ文面を送っていては効果は出しにくいでしょう。求職者はスカウトが送られてきたときに、「自分に合った求人だ」「しっかり見てくれたうえで送ってくれている」と感じた求人に応募する傾向が高いです。なので、ターゲットを絞ったうえで、求職者の経歴や能力に触れて文面を作成し、福利厚生や給与情報など自社の強みを混ぜながらどのような求人であるかも明記していくと、求職者に訴求しやすいです。
また、スカウト文面の文字数については最大で2,000文字まで入力することができます。ただし、2,000文字すべて入力してしまうとなかなか読み切れないので、署名欄など込みで300～500文字程度で作成すると良いでしょう。人間が1分間に読める文字数の平均は80文字ですので、署名欄を除くと2～5分ほどで読める内容が、短すぎ長すぎず求職者にスッと読んでもらいやすくなります。

以下に実際の文例を紹介しますのでスカウト文面作成の際の参考にしてください。

メッセージテンプレート

上記テンプレートの必要事項を埋めてそのまま使うもよし、上記をベースに自社流にアレンジするもよし、
自由に使用して1人でも多くの方からの応募を集めていきましょう。

Wantedlyプレミアムスカウトまとめ

最後にWantedlyプレミアムスカウトについてまとめます。こちらの記事では以下の5つについて紹介しました。

・Wantedlyプレミアムスカウトはダイレクトリクルーティングの一種で、返信率は驚異の20％越え
・スカウトは50通／月で20万円～購入可能
・ダイレクトリクルーティングを検討している企業は、Wantedlyプレミアムスカウト一択
・Wantedlyプレミアムスカウト利用開始までの流れ
・Wantedlyプレミアムスカウトで効果を出すための3つのポイント

Wantedlyプレミアムスカウトは、本記事で紹介した通りターゲットを明確に定め、効果出しのために必要な工夫を凝らすことで、求めている人物からの応募を集め、採用成功や採用単価低下につなげることができるサービスです。これから新しく導入を検討している企業、利用しているがうまく効果を出せていない企業あるかと思いますが、ぜひ本記事を参考にして採用成功までつなげてください。