ドライバー・物流採用 支援モデルケース
深刻なドライバー不足と低い面接率に悩む運送・物流会社で、Indeed PLUS・求人ボックスの運用最適化とRPO導入、原稿の魅力変換により応募数と面接率の改善を目指す、求人広告運用の支援モデルケース。
本記事は、bサーチの採用支援の進め方を分かりやすくお伝えするための支援モデルケースです。登場する企業像や数値は、支援内容をご理解いただくための想定例であり、特定の実在企業・実績を示すものではありません。
「2024年問題」に代表される労働規制の強化や、慢性的な人手不足により、トラックドライバー・配送ドライバー・タクシードライバーなどの採用は、いま最も難易度が高い領域のひとつです。本記事では、関東エリアで中距離・長距離のルート配送と倉庫・物流サービスを手がける運送会社を題材に、求人検索エンジン(Indeed PLUS・求人ボックス)の運用最適化とRPO(採用代行)を組み合わせ、応募数と面接率の改善を目指す進め方を、支援モデルケースとして解説します。
1. 抱えていた課題
このモデル企業(以下、D社)は、ベテランドライバーの定年退職や離職が重なり、トラックの乗務員が複数名同時に欠員する状況に直面していました。ハローワークや求人誌、大手転職サイトに予算を投じても「数ヶ月で応募がほぼゼロ」、たまの応募も普通免許のみで運転経験のない方ばかり、という採用難に頭を抱えていました。課題は次の4点に整理できます。
① 慢性的なドライバー不足による現場負担増の悪循環
乗務員が不足すると、既存ドライバーに運行シフトのしわ寄せがいき、残業が上限近くまで増加。「このままでは現場がしんどくなり、さらに離職が進むのでは」という不安が社内に広がっていました。
② 求人検索エンジンでの露出不足と競合とのバッティング
Indeedや求人ボックスに自社のノウハウだけで出稿しても、競合に比べて露出が少なく、クリックされても応募につながらない。広告費だけが消化される「無駄クリック」に危機感を募らせていました。
③ ターゲットへの打ち出し方・ノウハウの不足
「なぜ自社の求人が選ばれないのか」「どんな原稿で、どのキーワードを訴求すべきか」という、Web上での求人運用の根本的なノウハウが社内に蓄積されていませんでした。
④ 採用担当が1名で、応募者対応の工数が足りない
採用担当は実質1名。事務・倉庫スタッフの管理や労務・総務も兼任する多忙な状況で、応募直後の迅速な面接日調整や個別アプローチに割ける時間がありませんでした。
2. 実施した支援
bサーチは、求人広告を載せて放置する従来型ではなく、自社採用力を高める伴走型の「求人広告運用代行」と「採善策(RPO・応募者対応代行)」を組み合わせて導入。D社の強み・弱みを取材し、次の4つを設計・実行しました。
【支援1】Indeed PLUSの導入と「原稿の複数展開」による露出最大化
Airワーク採用管理のアカウントを整え、Indeed PLUSを導入。従来「4t中型配送ドライバー募集」という1本の大まかな求人を、求職者の検索意図に合わせて「4t中型・固定ルート×日勤」「10t大型・長距離×高月給」「倉庫管理・軽作業×資格取得支援あり」のように職種・ルート・シフト単位へ細分化して複数同時に展開。これにより求人検索エンジン上の露出(表示数)を大きく伸ばしました。
【支援2】求人ボックスの「配信抑制ターゲティング」でクリック費用を最適化
求人ボックスの運用では、予算上限に合わせて無駄なクリックを抑える配信抑制を設定。運送・物流職の採用要件から遠い属性からのアクセスを管理画面で抑制し、求人タイトルにも「【中型トラック運転手】未経験OK・要普通免許・月給◯万円以上」のように具体条件を明記。応募意思の高い層にクリックを集中させ、クリック単価とCPA(応募単価)の改善を図りました。
【支援3】応募ハードルの「一段下げ」と不利な条件の「メリット変換」
本来欲しいのは「中型・大型の運転経験者」でも、そのままでは応募が集まりません。そこで応募条件を「要普通免許(AT限定不可)/中型・大型免許は入社後に会社負担で取得可能(資格取得支援あり)」と一段やさしく設計し、検索の分母を広げました。あわせて、運送業で敬遠されがちな条件を魅力に言い換えます。例えば「平日休み」は“どこへ行っても空いていて快適、家族や趣味の時間も大切にできる”、「残業」は“残業代は全額支給で、頑張りがそのまま給与に反映され安定収入につながる”といった具合です。
【支援4】最短5分対応のRPO「採善策」で面接を自動設定
応募者の離脱を防ぐため、応募者対応代行「採善策」を導入。応募通知を24時間検知し、電話・メール・SMSの複数ルートから最短5分以内にファーストコンタクト。人事カレンダーと連動した自動日程調整で、応募者がスマホで希望日時を選ぶだけで面接予約が確定する仕組みにしました。前日のリマインド自動送信で当日辞退(ドタキャン)も抑制します。
3. 成果(モデルケース・3ヶ月間)
| 指標 | 導入前(セルフ運用) | 導入後(運用代行+RPO) |
|---|---|---|
| 月間表示数 | 約5,800回 | 約25,600回(約4.4倍) |
| 月間クリック数 | 約146回 | 約890回 |
| 月間応募数 | 0〜1件 | 約18件(3ヶ月計54件) |
| 応募率(CVR) | 約0.68% | 約2.02% |
| クリック単価(CPC) | 約336円 | 約89円 |
| 応募単価(CPA) | 約47,000円以上 | 約1.1万円(数千〜1.6万円) |
| 面接設定(予約)率 | 約9.3% | 約57.5% |
| 面接来社率 | — | 約89% |
| 採用決定数(3ヶ月) | 0名 | 5名 |
| 採用実務工数(月) | 約40時間 | ほぼ0時間(外注化) |
※数値は支援内容を分かりやすく示すためのモデルケースです。実際の成果は職種・エリア・予算・募集内容により異なります。
採用内訳は4t中型ドライバー2名(うち女性ドライバー1名)・10t大型ドライバー1名・倉庫管理2名を想定。煩雑な応募チェックや日程調整から採用担当を解放し、面接・見極めや社員教育などの重要業務に集中できる体制を目指しました。採用単価は1名あたり約11万円台と、人材紹介に比べて低く抑えられるイメージです。
4. 成功のポイント
① 求人広告は「集客」、RPOは「成約率改善」の二刀流で考える
「応募が来ないのは媒体の集客力が弱いから」と考えて高額プランや新媒体の契約を繰り返しても、本当のボトルネックは「集めた後の歩留まり(面接設定のスピード)」にあることが多いものです。ドライバー求職者の多くは在職中で、転職意欲が最も高いのは「応募」ボタンを押した瞬間。その瞬間に最短5分で連絡し、その場で面接日を確定させるスピード対応こそが鍵になります。
② Indeed PLUSの自動アプローチ機能を活用する
Indeed PLUSには、設定した条件(希望エリア・保有免許・経験など)に合う求職者へ自動で求人を届ける機能があります。歓迎キーワードは幅広く設定しつつ、学歴・資格などの厳しい絞り込みは最小限にすることで、知名度が高くなくても意欲的な求職者へ届きやすくなり、有効応募率の向上が期待できます。
③ 「会社名+口コミ・評判」検索を先回りするBE GOOD連携
「ドライバー=きつい・長時間労働」というイメージを払拭するため、働く人の写真や1日の流れ、女性ドライバーの声などを原稿に丁寧に盛り込みます。さらに、求職者が応募前・面接前に検索する「会社名 口コミ・評判」の受け皿として、自社運営の企業評判メディア「BE GOOD」へのインタビュー掲載を活用。事前に職場のリアルが見えることで、応募数だけでなく面接実施率・定着率の改善も期待できます。
5. 関連する採用支援サービス
- Indeed PLUS 運用代行:リクルートが提供する大規模配信に対応。初期費用0円・少額の広告予算から開始でき、職種設定や自動アプローチの運用を代行します(運用代行費は広告費に応じた個別見積もり。費用感は料金一覧をご確認ください)。
- 求人ボックス 運用代行:検索連動型クリック課金を最適化。配信抑制やターゲティングで無駄なクリックを抑え、低CPAでの採用を支援します。
- doda 掲載型求人広告:中途・経験者採用に強い大手転職サイト。キャンペーンを活かしたコスパの良い出稿を、原稿作成も含めてサポートします。
- 採用業務代行・RPO(採善策):応募直後の自動コンタクトとカレンダー面接設定で、面接辞退・ドタキャンを抑え、選考に集中できる体制を支援します。
- 採用支援サービス一覧:中途・新卒・アルバイトの全領域に対応。採用ターゲットや予算に合わせ、最適なメディアミックスをご提案します。
- 料金一覧・取扱いラインナップ:取扱媒体の料金目安やプランを比較できます(料金は媒体・企画により異なります)。
6. よくある質問
Q. トラック・配送・タクシーなど、職種が違っても相談できますか?
A. はい。募集する職種・勤務エリア・免許要件・給与条件・ご予算をうかがった上で、Indeed PLUS・求人ボックス・dodaなどから費用対効果の高い組み合わせをご提案します。情報収集の段階からお気軽にご相談ください。
Q. 応募は来るのに面接につながりません。改善できますか?
A. 応募後の連絡スピードが原因になっているケースが多くあります。RPO「採善策」で応募直後の自動連絡と面接日程の自動確定を行うことで、面接設定率・来社率の改善を目指せます。
7. まとめ
ドライバー・物流採用の「応募が来ない」「面接につながらない」「採用単価が高い」といった課題は、求人検索エンジンの運用最適化(媒体選定・原稿改善・配信調整)と、応募後のスピード対応(RPO)を組み合わせることで改善を目指せます。募集職種とエリアに合わせた媒体の組み合わせや想定応募のシミュレーションを無料で作成しますので、お気軽にご相談ください。
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