Wantedlyで返信来ない4つの理由と返信率を上げる5つの施策

Wantedly 返信来ない

採用人事の皆さん「Wantedly」で返信来ないと悩んでいませんか。
Wantedlyで返信が来ない!
面談までつなぐことができないなどといった声をよく聞きます。
この記事ではWantedlyで返信が来ない理由と返信率が上がる方法をご紹介いたします。

まずはWantedlyで返信が来ない理由は以下の4つです。
・メッセージの内容が魅力的じゃない
・メッセージの内容がわかりずらい
・メッセージのレスポンスが遅い
・そもそもターゲットがWantedly内に少ない

続いてWantedlyで返信率を劇的に上げる効果的な方法は以下のものとなります。
・応募者の興味を惹きつけるメッセージにすること
・応募者に特別感を持たせること
・メッセージの内容をわかりやすくする
・個人アカウントからメッセージを送る
・メッセージは8時間以内に必ず返信をしましょう! (できれば即レスで!)

Wantedlyで返信が来ない状況を打開して応募が殺到した2つの事例

Wantedlyの通常のスカウトメールの返信率は平均24%となっています。
スカウトメールにも様々な種類があり、プレミアムスカウトだと返信率が平均20%です。
Wantedly利用企業で、最も返信率の高い企業の返信率は49.3%となっています。
2020/12~2021/2月の期間でスカウト送信数が100通以上の企業で集計)
そのため驚異の返信率20%を超えている企業とその施策をご紹介いたします。

Retty株式会社」

→現場メンバー主導の採用活動に取り組むことで、高い返信率をキープ
【具体的には】
・有望な候補者に対しては、人事がスカウトメールの文面を作成した後に、現場メンバーが文面をブラッシュアップしてから送信する
・会社のURLは必ず入れる!そうすることで「Rettyでエンジニアとして働くことはどういうことか」が分かる記事を紹介する
ということを行っています。
これらを徹底することで高い返信率を誇ります。

 

「株式会社POL

→株式POLは現場メンバーとともに採用活動を行い、“Why You”(なぜあなたなのか)をメッセージに込めることで返信率を上げています。

【具体的には】
・スクラム採用を導入して現場メンバーも採用活動に参加してもらい、スカウトのピックアップから送信まで一任している
・人事が立てた採用計画のもと、各部署に送っていいスカウト通数を割り当て「各部署のアクション目標数値」としてやりきる
・成功するスカウトメールは2パターンあり、「スキルを評価したスカウト」と「共感で訴求するスカウト」
共感軸スカウトの文面は「プロフィールに対する共感」と「“Why You”(なぜあなたなのか)」に重きを置き、候補者一人ひとりにあったものにカスタマイズする
こちらの企業も以上のことを徹底することによって高い返信率を誇っています!

Wantedlyの返信が来ない4つの理由

次にWantedlyの返信が来ない4つの原因をご紹介いたします。

メッセージの内容が魅力的じゃない

まず一つ目の理由としてはメッセージの内容が魅力的ではないということです。
長々と会社の説明だけを書いていたり、一斉送信だろうなという文面だったり、また名前の文字が間違っているなどということです。
他にも一方的な要求を押し付けるような文面も返信が返ってこない理由の一つになります。
以下のようなメッセージをお送りしていたら今すぐやめましょう。
例:・テンプレートだとわかるような文面
  ・長文
  ・誤字脱字が目立つ文
  ・威圧的/堅苦しい文面

メッセージの内容がわかりずらい

二つ目の理由としてはメッセージの内容がわかりづらいということです。
何を伝えたいのかわからないメッセージが送られてきても返信しようとなりませんよね?
そのため簡潔にあなたと面談でお話がしたいということを書きましょう!

例:・ひたすら会社説明のみの文
  ・何を言いたいのかわからない文章
  ・無駄に長い文章

メッセージのレスポンスが遅い

三つ目の理由としてはレスポンスが遅いということがあげられます。
そもそも応募者から何らかの質問が来てもそれに気づかず、返信ができていないというのはもってのほかです。そのため、一日この時間では必ずメッセージまたは応募が来ていないか確認する時間を設けましょう!
もし可能ならば2時間に一回は確認するようにするとメッセージが来てもスピーディーに対応ができます。
人は接触回数が多いと徐々に親近感がわくものなので、接触回数を増やすことが重要です!

そもそもターゲットがWantedly内に少ない

まず大前提としてWantedly内に自社が必要としているターゲットがいるかという問題があります。
Wantedlyの登録者は330万人となっており、他のリクナビNEXTdoda、マイナビ転職といった求人媒体などと比べると会員数は圧倒的に少ないです。
また、職種にも偏りがあるため自社に合っているか見極めることが重要となってきます。

Wantedlyの返信率を劇的に上げる5つの施策

続いてWantedlyの返信率を上げる5つの施策をご紹介いたします。

応募者の興味を惹きつけるメッセージにする

Wantedlyではメッセージ上で応募者が自社に興味を持ってくれるような内容を送信することが重要となります。Wantedlyは給与や福利厚生ではなく企業の想いを遡及するものなので、応募者がどんな点を重視しているかをプロフィールなどから読み取り、メッセージに反映させましょう!
そのため必ず応募者のプロフィールはチェックしてからメッセージを送信しましょう。
また、この際に応募者にとってメリットとなる内容も記載しましょう。

応募者に特別感を持たせる

このメッセージはあなただけに特別にお送りしていますよという「特別感」が伝わる書き方をしましょう!
その際に個人名現職の職場の名前仕事内容などを具体的に記載しましょう。
下記のようなものでぜひ送ってみてください!

【例】
○○様
はじめまして、株式会社■■の○○です。
○○様の■■でのご経歴を拝見し、当社でご活躍いただきたいと思いご連絡しました!
当社では未経験から採用マーケティングコンサルタントとしてのスキルや経験を身につけることが可能です。「人と関わる仕事がしたい」「今より良い職場環境で働きたい」という思いのある方は、ぜひ一度お話してみませんか?
○○様からのご返信心よりお待ちしております。

といったように記載してみてください。

メッセージの内容をわかりやすくする

仕事を探すとき最近はパソコンでなく、スマートフォンで探すのが主流となっています。
そのためスマートフォンで見やすいかが重要です。
長すぎる文を送ってしまうとスマートフォンで読みにくくなり返信率が悪くなってしまいます。
お勧めの文字数は300~400文字前後となっています。
会社説明などは企業ページにも記載されているため、あまり多く書く必要がございません。
サクッと返信できる内容にすることが、返信率をあげるポイントとなります!

個人アカウントからメッセージを送る

メッセージは誰が送っているかということは応募者にとってとても重要です。
自動メッセージや企業からのメッセージにはあまり返信しない人も多いですが、人対人でメッセージのやり取りをしていると返信を返そうと思うものです。
Wantedlyは「会社のアカウント」と「個人のアカウント」のどちらからでもメッセージ送るかを設定することが可能です。
応募者は会社のアカウントより、個人のアカウントから送られた方が親近感がわき返信率が高くなる傾向がございます。
そのため、個人のアカウントからメッセージを送るようにしましょう!

メッセージは8時間以内に必ず返信をする

基本的にレスポンスは早く行うことが応募者を離脱させないための一番大切なポイントとなります!具体的には少なくとも「24時間以内」には必ず返信を行いましょう。
理想的なのは「8時間以内」です!
ウォンテッドリーの調査によると24時間以内での送信に対する返信率が70%前後で推移するのに対し、72時間以降だと50%前後まで落ちてしまいます。(ウォンテッドリー調べ)
そのため以下に早く返信をするかが一番大切なポイントとなります。
Wantedlyは応募者やメッセージが来ていても気づきにくい仕様になってるので、通知を見逃さないようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
この記事では「Wantedly」の返信が来ない理由とその解決策をご紹介させていただきました。
Wantedlyにおいて「応募」はほかの求人媒体と異なり、「選考」に必ずしも進みたいといったものではないということを頭の隅に置いておきましょう!少し話を聞いてみたい、どんな会社か気になるといった興味本位の応募者様もたくさんいらっしゃいます。
そのため、威圧的な文面や面接などに誘導してしまうと応募者から返信が返ってきにくくなるため気を付けましょう。
Wantedlyは給与の条件などを記載することはできず、会社の「想い」を載せそれに共感してくれる応募者を集めるという特徴があります。
そのため、他の求人媒体でうまくいかなかった企業様にぜひ一度ご利用いただけたらと思います。

以下の5つの施策をぜひ試してWantedlyの返信率をあげられるようにしましょう!
・応募者の興味を惹きつけるメッセージにする
・応募者に特別感を持たせる
・メッセージの内容をわかりやすくする
・個人アカウントからメッセージを送る
・メッセージは8時間以内に必ず返信をする

返信が来ないのは寂しいものですが、来ない原因と対策をしっかりすれば返信率が上がるのであきらめないで取り組み続けましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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