
アルバイト採用において、防ぎたいのが断りの連絡や辞退。
 雇用方法に限らず防ぎたい辞退ですがどうしてもアルバイトだとそのハードルが低く、正社員などに比べ、アルバイト採用は決まった後の辞退率が高い傾向にあります。
忙しい合間を縫って面接の時間を作ったのに直前にキャンセルされてしまったり内定辞退をされてしまうとがっかりしてしまいますよね。
そこで本記事ではアルバイト採用において辞退をされてしまう理由や、防ぐ方法、コツをご紹介!
 事前に備えられること、当日の面接で実践できること等、アルバイト採用に効果的なポイントを例付きで解説していきますのでぜひ参考にしてみてください。
目次
1. アルバイト採用で辞退を防ぐ方法と例 ~求人募集編~
 まずはアルバイト面接前に備えられる、求人の作成、見直しについて。
 応募時点でわかる求人の内容が魅力的であったり、応募者の志望度が高ければ、
 それだけでアルバイト採用の辞退率は下がり採用に繋がりやすくなります。
 追う採用ではなく追われる採用を目指していきましょう!
【例付き】仕事内容の記載強化
アルバイトを探している人は自分が採用された際に働いている姿が想像つくか、
 それが楽しそうかを重要視している人が多いです。そのため丁寧な仕事内容の紹介に加え、
 アルバイトの簡単な一日のルーティーン紹介であったり実際に働いている方のシフト例、
 未経験でアルバイト採用された人が活躍しているなど、採用後のイメージがつきやすい求人内容になっていると効果的です!
■例 飲食店の一日ルーティーン
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 18:00
 出勤。
 予約等あればテーブルにセット。
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 20:00~
 週末は特にお店がにぎやかな時間帯、
 ホールで笑顔を絶やさずに接客していきます!
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 21:00~
 休憩、まかないを食べて後半も頑張ります
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 22:00~
 後半につれて空いていくので
 少しずつ閉め作業も進めていきます。
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 24:00
 退勤。お疲れさまでした!
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 こういった勤務時間や仕事内容についての情報が求人で充実していると
 アルバイト採用後の自分の生活に当てはめて考えることができるため、
 選考辞退の可能性をグッと減らすことができます!ぜひ意識して作成してみてください!
【例付き】効果的な条件面を前面に
アルバイト採用で辞退を防ぐにあたって次に重要になってくるのは条件面です。
 普段のアルバイト時給と深夜時給の差、昇給はあるのか、社割やまかないは?
 当たり前に求人等に記載するものですが、他にも複数採用を貰った場合、ここの説明が詳しく丁寧な内容であったり、
 他の求人と比較した時に条件の良い、頑張った分評価してくれる方にいくのは当然のことです。
 また髪色やピアス、ネイルといった身だしなみが比較的自由なところは若手の応募が
 多い傾向にあります。業種によっては難しい場合もありますが検討してみてはいかがでしょうか。
■アルバイト応募が集まりやすい条件例
 ・未経験活躍中
 ・昇給あり
 ・交通費支給あり
 ・まかない無料
 ・髪型・髪色自由
 ・ピアス、ネイルOK
 ・友達同士の応募OK
【例文付き】詳細な職場環境の記載
 次に大事になってくるのはギャップを減らす事です。
 アルバイト面接後、採用後での辞退理由として「想像と違った」という方は少なくありません。
 100%想像通りというのは難しいですが、アルバイトで実際に働いている目線の近い人たちの意見を聞いて近づけていくことが大事。
 悪いギャップを減らすことができ、アルバイト採用成功、辞退の防止に繋げることができます!
 見栄を張って求人に都合のいい事ばかり書いてアルバイト採用できたとしても、早期退職になってしまえば意味はなくなってしまいます…
 大変なこともしっかり記載し、どの様に対処しているかを記載すると良いです!
 
 ■職場環境の記載で効果的な例文
 ・未経験大歓迎!丁寧な研修制度
 ・○○代活躍中!
 ・コミュニケーションが活発で業務外でも仲良し
 ・お店のイベント時はかなり忙しくなりますが、その分時給もアップします。
メールでの日程打診で離脱を防ぐ
応募後のアルバイトの選考辞退を防ぐためには、メールのやり取りや選考フローの見直しが有効な場合も多いです。
 主なチェックポイントを解説します。
- 応募から面接案内のスピードが速いか遅いか。応募してからすぐが応募意欲が高く、時間がたつにつれて選考辞退の確率が上がっていきます。理想は半日以内(6時間)遅くても当日中にメールの返信をしましょう。
- 面接日程打診の数、面接日程の候補日を少なくても3つ以上は準備しましょう。面接候補日が少ないと日程調整の手間がかかり、他の予定とかぶっていると採用面接を設定せずに辞退する可能性が高くなります。
- メール文面の内容、メール文面から一緒に働く方の人柄や雰囲気を読み取る可能性も高いです。社風に合った丁寧なメール文面でアプローチしましょう。
- 応募から面接までの日時が数日空く場合は前日にリマインドメールを送り面接の意思確認を実施すると面接辞退や無断キャンセルの可能性を減らすことができます。面接日時の確認や日程変更がないかなど実際にお会いする前にメールや電話で楽しみに待っている人がいることを伝えておくことが効果的です。
アルバイト採用で辞退を防ぐ方法と例 ~面接編~
次に面接で意識すべきアルバイト採用で辞退を防ぐ方法をご紹介!
 採用担当者が面接で話して合否を決めるように応募者もまたこちらの態度を見ています。
 忙しいや疲れを理由に面接中機嫌が悪いなんていうのはもちろんNGです。
 アルバイト採用後一緒に働くときにこういう人なんだという印象になり辞退に繋がります。
 面接当日に意識すべき点を解説していきますのでぜひ参考にしてください。
【トーク例付き】アルバイト採用の面接は和やかなムードを意識
アルバイトの面接に来た応募者は緊張しています。
 面接場所への案内時から笑顔で対応し、アイスブレイクをして緊張をほぐすことを意識しましょう。
 いきなり距離を詰めすぎるのはNGですが、その会社やお店の雰囲気にあった対応ができると良いです!
 応募者の緊張がほぐれればお互い喋りやすく、求めていることや意欲なども伝わりやすくなり良い面接に繋がります!
 下記のアイスブレイク質問例も参考にしてみてください。
■アルバイト採用でアイスブレイクに使えるトーク例
 ・今日は何でいらっしゃいましたか?
 ・自宅からここまではどれくらいかかりましたか?
 ・今日はお休みですか?
 ・天気を交えた質問
 
【例付き】応募者の不安や疑問を解消して辞退を防ぐ
和やかなムードで面接を進めていけたら、次は不安や疑問点の解消をしていきましょう。
 面接の最後に質問を聞くケースが多いかと思いますが、もし応募者から質問がなかった場合は
 こちらから最初によくある不安や疑問を紹介し、その解決策や答えを出してあげましょう。
 アルバイト採用において辞退を防ぐのにとても効果的です◎
 またこちらも下記にアルバイト採用でよくある不安や疑問も紹介いたします!
■アルバイト採用においてよくある不安や疑問
 ・研修内容
 ・シフト提出頻度
 ・条件面
 ・採用が決まった後、初出勤までに準備することは?
アルバイト採用の合格連絡を早めに電話で伝えることで辞退を防ぐ
次に大事になってくるのは結果連絡のタイミングについて。
 アルバイト採用が決まったとき、辞退を防ぐにはなるべく早くに採用の結果連絡を電話で行うのがポイント!
 もし午前中に面接があり、採用が決定した場合は当日中にアルバイト合格を伝えてもOK!
 内定承諾の可能性が高まります。
また連絡方法として文面だけのメールよりもより気持ちが伝わる電話の方が良いです。
 メールは電話が不在の場合に送り、その後は応募者からのメールの返信にすぐに対応できるようにしておきましょう。
そもそも面接時にアルバイト採用結果をいつまでに通知するかは応募者にお伝えするかと思います。
 その期限を守るのは当たり前ですが、これができずアルバイト採用決定後に辞退されてしまうケースもしばしば…
 アルバイト面接後の熱が冷めない内に「ぜひ働いてほしい」という旨を伝えましょう。
アルバイト採用で辞退を防ぐ方法 ~長期的な対策~
 次は長期的なアルバイト採用で辞退を防ぐ方法、SNSの活用について。
 SNSは上手に活用できればアルバイト採用に繋がる可能性がグンと上がりますが、
 SNSが原因で応募が集まらなかったり辞退理由になる場合があるというデメリットもあるので注意が必要です!
 下記解説をぜひ参考にしてください。
【例付き】SNSや企業HPを充実させる
HPや活用していればSNS等でのアピールがオススメ!
 職場の雰囲気や仕事内容が伝わりやすく、情報が入ってきやすいので
 これは若い層が多いアルバイト採用を行う際にとても効果的です。
下記が掲載したいアルバイト採用に効果的な一例です。
■アルバイト採用に効果的な内容
 ・簡単な自己紹介(趣味等)
 ・仕事中や業務外交流の様子の写真掲載
 ・一日ルーティーン
 ・先輩インタビュー
 ・お客様の声
マイナスな口コミに注意
アルバイト採用で選考辞退になってしまいやすいのが口コミです。
 実際にあったトラブルや意見については真摯に受け止め、謝罪や改善などの対応を行うべきですが、
 中には根も葉もないようなことや単なる悪口などを書き込む方もいらっしゃいます。
 事実ではなくとも求職者からはマイナスイメージを持たれてしまうリスクがあるほか、辞退理由に繋がってしまう場合も。
アルバイトですと特にGoogleマップに多い口コミ、明らかに事実と異なる事や誹謗中傷の口コミの
 対処方法としてはGoogleに削除申請をするのが有効な手となります。
もちろん普段の仕事からトラブルの火種になるような事を起こさないのが一番ですが、行き過ぎた口コミは放置すべきではないです。
その他、日々の接客態度やビジネスマナーも関連してきます。色々な事情があり仕方のないこともありますが、日々の行動からのGoogleビジネスプロフィールの口コミなどもアルバイト採用の辞退を防ぐには大切になってきます。
まとめ
 いかがだったでしょうか。この記事ではアルバイト採用で辞退を防ぐ方法やコツをご紹介いたしました。
 対策しようと思えばすぐに実施可能なものが多くなかったでしょうか。
ただその些細な点が理由でアルバイト採用が中々できず、選考辞退になってしまうケースも少なくありません。
 アルバイト募集をするとともに今の職場環境をもっと良くしていくことを意識して、辞退のないアルバイト採用を目指しましょう!
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