
「タウンワークやバイトルってよく聞くけどどっちがいいの?」
「アルバイト募集でどこに掲載したらいいかわからない」
アルバイト・パートの募集を考えている企業様はこのように考えることは多いでしょう。
確かにタウンワークやバイトルは、アルバイトの求人広告として非常に有名で大きな媒体です。
しかし、予算に余裕がある企業様でなければ、両方に掲載するようなことはできません。
また、それぞれの媒体には掲載媒体やユーザー層など様々な違いがあります。
そのため、各企業様はタウンワークとバイトルの特徴等を把握し、自社のターゲットを採用するためにどちらに掲載すべきかを判断する必要があります。
ここでは、タウンワークとバイトルの違いや利用をおすすめする企業様を紹介していきます。
この記事を参考にどちらに掲載するべきなのかを判断し、採用成功へとつなげていってください。
目次
徹底比較!項目別タウンワーク&バイトルの違いをご紹介
こちらではタウンワークとバイトルにおける違いを項目別に紹介していきます。それぞれの特徴を抑えたうえで、自社にどちらが向いているのか参考にしてください。
比較その1:掲載媒体~タウンワークはwebと紙面、バイトルはwebのみに掲載できる~
1つ目の違いは、掲載できる媒体です。
「タウンワーク」ではweb、アプリに加えて紙面への掲載と幅広い年齢層に訴求できるのに対して、「バイトル」ではwebとアプリのみと完全にwebに特化しているため、比較的10代~20代といった若年層に見られやすい傾向があります。
比較その2:ユーザー層~タウンワークは20代~50代、バイトルは20代以下に強い~
2つ目の違いはユーザー層です。下記にユーザー層の違いをまとめました。
〈タウンワーク〉
年齢層:20代~50代の割合は83%です。さらに20代以下に着目すると、22%の割合となっています。
応募者属性:応募者の属性としては、webと紙面で異なり、「web」ですとフリーターや学生の割合が多く、全体の56%を占めています。紙面ですと正社員・契約社員・派遣社員のユーザー割合が多く、全体の44%となっています。
〈バイトル〉
年齢層:20代~50代の割合が82%です。さらに全体の25%が20代以下となっています。
応募者属性:応募者の属性は、学生やフリーターが多く、全体の62%を占めています。
年齢層の比較数値からも20代以下の若年層が多いのは、「バイトル」だとわかります。また、応募者の属性数値を比較しますと、「バイトル」は学生やフリーターの方から多く利用されているのに対して、「タウンワーク」の紙面の場合ですと正社員や契約社員からの利用が多く、パート・アルバイト、社員問わず利用されていることがわかります。
比較その3:原稿の特徴~タウンワークは原稿サイズによって盛り込める情報量が異なるが、バイトルは変わらない~
3つ目の違いは原稿の特徴です。タウンワークでは企画サイズによって文字数や写真枚数原稿内に盛り込める情報量が異なるのに対し、バイトルでは企画サイズに関わらず文字数や写真枚数などを同じ情報量で盛り込むことができます。「タウンワーク」は、紙面とwebそれぞれで特徴があります。まずは、紙面では、企画サイズによって掲載できる内容が異なります。文字数や写真の枚数、地図掲載有無などプランが高いほど多くの情報を盛り込むことができます。また、ネットでは文字数はサイズによって大きく異なりませんが、A2と呼ばれる下から2つ目の企画サイズ以上でないと写真を掲載できません。次にバイトルの原稿の特徴としては、企画サイズが下からA~Pまでの6段階ありますが、どの企画サイズでも文字数や写真枚数など盛り込める情報の条件は同一になります。
■タウンワーク
広告プランが「A1」から最大で「2Pフリー」までの豊富にあります。
どんな求職者の訴求していきたいかなどの企業様のニーズに寄り添って選べる商品設定になっています。
■バイトル
バイトルの大きな特徴として、どんなプランに申し込んでも載せられる情報量は同じということです。
そのため、費用を抑えたい企業様にもおすすめです。
比較その4:掲載件数~タウンワークとバイトルではバイトルの方が掲載件数が多い!~
4つ目の違いは掲載数です。ここでは東京23区・大阪市・福岡市の3パターンで比較します。まずは東京23区での掲載数で比較します。
〈タウンワークの掲載数〉
東京23区:125,232件
大阪市:36,017件
福岡市:13,964件
〈バイトルの掲載数〉
東京23区:152,670件
大阪市:53,696件
福岡市:23,266件
※2025年5月13日時点
掲載数を比較すると、上記からもわかるように圧倒的にバイトルの方が掲載数が多いことがわかります。テレビCMやSNS広告などの数多くのプロモーションによる知名度の向上が要因で掲載数を伸ばしています。
比較その5:掲載順位~タウンワークは掲載順位がランダムで、バイトルは原稿サイズの大きい順に表示される~
5つ目の違いは掲載順位です。
タウンワークは企画サイズに関わらず、掲載順位がランダムであることに対して、バイトルは企画サイズに準じて掲載順位が決まっています。
【タウンワーク】
タウンワークは大まかには掲載サイズがA1~A6まであり、企画サイズによる掲載順位は決まっておりません。
しかし、2.3でも説明したように、原稿に記載できる内容は異なります。
【バイトル】
バイトルはA~Pまであるサイズの中で掲載順位が決まっており、Aプランが一番掲載順位が低く、Pプランが1番掲載順位が高くなります。しかし、こちらも2.3で説明したように原稿内容に関してはどの企画サイズも同一の情報量を盛り込むことができます。
比較その6:掲載料について~タウンワークは1週間当たり19,000円、バイトルは8,500円~掲載できる~
6つ目の違いは料金です。「タウンワーク」最低料金が19,000円/週~掲載ができます。「バイトル」は34,000円/4週間となります。1週間当たりになおすと8,500円となるためバイトルの方が安く掲載することができます。
※条件をそろえるために、首都圏の料金で比較しております。
■タウンワークのプランと料金について
採用状況に合わせて柔軟に予算設定できます◎
■バイトルの料金体系について
バイトルの掲載料金は、表示順位・エリア・掲載期間によって異なります。
上位のプランで掲載するほど露出度が高くなる仕組みです。
※添付画像は「首都圏版」の料金表です。
エリアによって掲載ボリュームの多いプランが異なるため、掲載時には各エリアの傾向に合わせてプラン選定を行うことが重要です!
比較その7:オプション~タウンワークではリクルート系のメディアとの連携が可能、バイトルではリスティングやスカウト機能が使用できる~
7つ目の違いはオプションです。「タウンワーク」では、リクルート内の他メディアとの連携オプションが多いです。一方で、「バイトル」は他メディアとの連携はなく、エリアや広告内でのオプション、さらにはスカウト機能などのオプションが別途有料でございます。下記でそれぞれ利用すべきオプションを紹介します。
各媒体のオプション機能
〈タウンワーク〉
・サーチローテーション
・オウンドパック
・社員強化プラン
・タウンワークi+(アイプラス)
・モバイルセット
・選べる2版、選べる3版
〈バイトル〉
・エリアリスティング、沿線リスティング
・オールリスティング
媒体のオプションごとに解説していきます!
【タウンワーク】
■注目されやすい位置に表示できる「サーチローテーション」
登録しているユーザーの検索条件にマッチしたら、アクセス数の多い「検索一覧画面」の中でも特に注目されやすい位置にローテーションで表示されるオプションです。
タウンワーク内で求人原稿の露出を高めたい企業様におすすめです◎
■Airワークと連携できる「オウンドパック」
豊富なテンプレートをカスタマイズして自社採用サイトをカンタンに作れる「Airワーク採用管理」をご提供するオプションです。
SEO対策も可能で「Indeed」に掲載もできます。
■社員志向ユーザーへのアプローチが可能!「社員強化プラン」
「雇用形態」に正社員か契約社員を選ばれている時、通常の求人原稿より常に上位表示できるオプションです。
掲載料金は変わらず、アルバイト・パート募集も同時並行で掲載出来ます◎
※このオプション対象は「正社員雇用」と「契約社員雇用」のみです。
■Indeedなどの他媒体への露出を高められる「タウンワークi+(アイプラス)」
毎月2億5千人以上のユーザーが利用する求人特化型検索エンジン「Indeed」と「フロムエーナビ」にも掲載してユーザーリーチを短期間に進化!
タウンワーク以外からの露出を高めたいとお考えの企業様におすすめです。
■採用ニーズに合わせて使い分けが出来る◎「モバイルセット」
「フロムエーナビ」にも掲載し、ユーザーにリーチ、採用ニーズに合わせて使い分けできる!
■2週目以降の掲載料金お得♪「選べる2版・選べる3版」
2版目以降がお得な料金で掲載できる。
〈バイトル〉
バイトルでは幅広い求職者にアプローチできるよう、下記の2つのプランがあります!
■エリアリスティング・沿線リスティング
エリア検索(または駅・沿線検索)時の仕事一覧に求人案件を表示する人気オプションです。
■オールリスティング
求職者が検索・閲覧する大職種×エリアと条件が近い順番で仕事の一覧、仕事詳細、応募確認、応募完了の4画面に表示されます。
タウンワーク掲載おすすめ企業
こちらではタウンワークに掲載をおすすめする企業の特徴を紹介します。自社はタウンワーク掲載に向いているかどうかを判断いただけます。
幅広い年齢層にアプローチしたい企業
若年層から中高年層まで幅広くアプローチしたい企業様は、タウンワークをおすすめします。1.1でも紹介したように、タウンワークではweb媒体と紙媒体の2方向からの訴求が可能なので、ネットに強い若年層と新聞など紙面をよく利用する中高年層の2つの層にアプローチすることができます。ですので、例えば倉庫内軽作業を募集されるような企業様であれば、特別なスキルは必要とせず、年齢のターゲットとしては50代くらいまでの方が対象となることが多いため、タウンワークでの掲載が非常に有効的です。
ターゲットエリアが絞られている企業
狙っているエリアが絞られている企業様にもタウンワークをおすすめします。タウンワークのフリーペーパーはそれぞれの地域に特化した内容で作成され、各地域のコンビニや駅構内に設置されます。ですので、狙っているエリアに住んでいる方がタウンワークのフリーペーパーを手に取りやすく、自社求人を訴求することができます。飲食店や小売店などの店舗がある地域にそれぞれ募集をかけていくことで、狙った層にアプローチすることが可能です。
バイトル掲載おすすめ企業
こちらではバイトルに掲載をおすすめする企業様の特徴を紹介します。自社はバイトル掲載に向いているかどうかを判断いただけます。
若手訴求をしたい企業
10代~20代をターゲットとしている企業様にはバイトルがおすすめです。1.2でも紹介したように、バイトル利用ユーザーの約25%が20代以下なので、学生を中心とした20代以下の若手をターゲットとする企業様は訴求がしやすい求人広告となっています。飲食店や小売店で若いスタッフが必要な企業様はバイトルの利用をお勧めします。
ターゲットに自らアプローチしたい企業
ターゲットとする求職者に自らアプローチしたい企業様にもバイトルはおすすめです。バイトルにはiスカウト・iアプローチというスカウト機能をオプションで利用することができます。バイトルの会員の中でも特にアクティブなユーザーにアプローチすることができ、ユーザーが最近検索や閲覧をした条件の仕事を探したり、見た、応援したユーザーを貴社ターゲットとしてアプローチすることができます。こちらは難易度の高い職種をパート・アルバイトで募集をかける企業様におすすめです。例えば、建築系や工場系の作業員を募集する企業様は飲食店や小売店と比較すると難易度が高いため、狙っているターゲットに向けてスカウトを利用することで採用へつなげられる可能性が高まります。
タウンワーク&バイトルまとめ
最後にタウンワークとバイトルについてまとめていきます。今回こちらの記事で紹介した内容を下記にまとめます。
・幅広い年齢層で、募集地域が絞られている企業様はタウンワークへの掲載がおすすめ
・若年層をターゲットとし、自らアプローチも希望する企業様はバイトルがおすすめ
アルバイト・パートの募集をかけようと考えたときに真っ先にタウンワークとバイトルが思いつくくらい、この2つのサービスは有名で大きな媒体です。それぞれの特徴や違い、自社のターゲットはどちらに合っているのかをこの記事をもとに確認し、採用成功へとつなげていきましょう。
アルバイト・パート求人媒体は、「タウンワーク」や「バイトル」以外にも、「マイナビバイト」や「しゅふJOB」「マッハバイト」、「アイデム」などがあります。
株式会社bサーチは、100種類以上の求人媒体を取り扱っており、課題解決に向けて最適な提案を行っております。
あらゆる媒体を駆使して、お客様の採用成功を目指し、採用戦略をサポートしていきます。
求人媒体の選定や採用業務に悩みを抱えている担当者の方、お気軽にお問い合わせください!
コメント