
「Wantedly(ウォンテッドリー)で返信が来ない」
「面談までつなぐことができない」などといった声をよく聞きます。
この記事ではWantedly(ウォンテッドリー)で返信が来ない理由と返信率が上がる方法をご紹介いたします。
Wantedly(ウォンテッドリー)で返信が来ない理由は以下の4つです。
・メッセージの内容が魅力的じゃない
・メッセージの内容がわかりづらい
・メッセージのレスポンスが遅い
・そもそもターゲットがWantedly(ウォンテッドリー)内に少ない
続いて返信が来ない中でも、Wantedly(ウォンテッドリー)で返信率を劇的に上げる効果的な方法は以下のものとなります。
・応募者の興味を惹きつけるメッセージにする
・応募者に特別感を持たせる
・メッセージの内容をわかりやすくする
・個人アカウントからメッセージを送る・メッセージは8時間以内に必ず返信をしましょう! (できれば即レスで!)
目次
Wantedly(ウォンテッドリー)で返信が来ない状況を打開して、応募が殺到!2つの事例をご紹介
Wantedly(ウォンテッドリー)の通常のスカウトメールの返信率は平均2~4%となっています。
スカウトメールにも様々な種類があり、プレミアムスカウトだと返信率が平均20%です。
Wantedly(ウォンテッドリー)利用企業で、最も返信率の高い企業の返信率は49.3%となっています。
(2020/12月~2021/2月の期間でスカウト送信数が100通以上の企業で集計)
そのため驚異の返信率20%を超えている企業とその施策をご紹介いたします。
Wantedly(ウォンテッドリー)で掲載中の「Retty株式会社」
→現場メンバー主導の採用活動に取り組むことで、高い返信率をキープ
・有望な候補者に対しては、人事がスカウトメールの文面を作成した後に、現場メンバーが文面をブラッシュアップしてから送信する
・会社のURLは必ず入れる!そうすることで「Rettyでエンジニアとして働くことはどういうことか」が分かる記事を紹介するということを行っています。
これらを徹底することで高い返信率を誇ります。
Wantedly(ウォンテッドリー)で掲載中の「株式会社POL」
→株式POLは現場メンバーとともに採用活動を行い、“Why You”(なぜあなたなのか)をメッセージに込めることで返信率を上げています。
・スクラム採用を導入して現場メンバーも採用活動に参加してもらい、スカウトのピックアップから送信まで一任している
・人事が立てた採用計画のもと、各部署に送っていいスカウト通数を割り当て「各部署のアクション目標数値」としてやりきる
・成功するスカウトメールは2パターンあり、「スキルを評価したスカウト」と「共感で訴求するスカウト」
共感軸スカウトの文面は「プロフィールに対する共感」と「“Why You”(なぜあなたなのか)」に重きを置き、候補者一人ひとりにあったものにカスタマイズする
こちらの企業も以上のことを徹底することによって高い返信率を誇っています!
Wantedly(ウォンテッドリー)の返信が来ない4つの理由
次にWantedly(ウォンテッドリー)の返信こない4つの原因をご紹介いたします。返信が来ない理由は以下の通りです。
返信が来ない理由その②メッセージの内容がわかりづらい
返信が来ない理由その③メッセージのレスポンスが遅い
返信が来ない理由その④そもそもターゲットがWantedly(ウォンテッドリー)内に少ない
それでは、ご紹介していきます。
返信が来ない理由その①メッセージの内容が魅力的じゃない
まず一つ目の理由としてはメッセージの内容が魅力的ではないということです。
長々と会社の説明だけを書いていたり、一斉送信だろうなという文面だったり、また名前の文字が間違っているなどということが考えられます。
他にも一方的な要求を押し付けるような文面も返信が返ってこない理由の一つになります。
以下のようなメッセージをお送りしていたら今すぐやめましょう。
▼例
・テンプレートだとわかるような文面
・長文
・誤字脱字が目立つ文
・威圧的/堅苦しい文面
返信が来ない理由その②メッセージの内容がわかりづらい
二つ目の理由としてはメッセージの内容がわかりづらいということです。
何を伝えたいのかわからないメッセージが送られてきても、返信しようと思いませんよね?
そのため簡潔にあなたと面談でお話がしたいということを書きましょう!
▼例
・ひたすら会社説明のみの文
・何を言いたいのかわからない文章
・無駄に長い文章
返信が来ない理由その③メッセージのレスポンスが遅い
三つ目の理由としてはレスポンスが遅いということがあげられます。
そもそも応募者から何らかの質問が来てもそれに気づかず、返信ができていないというのはもってのほかです。そのため、一日この時間では必ずメッセージまたは、応募が来ていないか確認する時間を設けましょう!
もし可能ならば2時間に一回は確認するようにするとメッセージが来てもスピーディーに対応ができます。
人間は接触回数が多いと徐々に親近感がわくものなので、接触回数を増やすことが重要です!
返信が来ない理由その④そもそもターゲットがWantedly(ウォンテッドリー)内に少ない
まず大前提としてWantedly(ウォンテッドリー)内に自社が必要としているターゲットがいるかという問題があります。
Wantedly(ウォンテッドリー)の登録者は330万人となっており、他のリクナビNEXTやdoda、マイナビ転職といった求人媒体などと比べると会員数は圧倒的に少ないです。
また、職種にも偏りがあるため、ほしい人材を獲得できるのか、自社に合っているか見極めることが重要となってきます。
Wantedlyの返信率を劇的に上げる6つの施策
続いてWantedly(ウォンテッドリー)の返信率を上げる6つの施策をご紹介いたします。
応募者の興味を惹きつけるメッセージにする
一つ目の施策は、応募者の興味を惹きつけるメッセージにすることです。Wantedly(ウォンテッドリー)では、メッセージ上で応募者が自社に興味を持ってくれるような内容を送信することが重要となります。Wantedly(ウォンテッドリー)は給与や福利厚生ではなく企業の想いを遡及するものなので、応募者がどんな点を重視しているかをプロフィールなどから読み取り、「話を聞きに行きたい」と思ってもらえるようなメッセージを反映させましょう!
そのため必ず応募者のプロフィールはチェックしてからメッセージを送信しましょう。
また、この際に応募者にとってメリットとなる内容も記載できると尚良いです。
応募者に特別感を持たせる
二つ目は応募者に特別感を与えることです。このメッセージはあなただけに特別にお送りしていますよという「特別感」が伝わる書き方をしましょう!
その際に個人名や現職の職場の名前や仕事内容などを具体的に記載しましょう。
下記にテンプレートを紹介しているので、使い方を自社の仕様に変更してご活用ください!
ーーーーーー
▼例
○○様
はじめまして、株式会社■■の○○です。
○○様の■■でのご経歴を拝見し、当社でご活躍いただきたいと思いご連絡しました!
当社では未経験から採用マーケティングコンサルタントとしてのキャリアスキルや経験を身につけることが可能です。
「人と関わる仕事がしたい」「今より良い職場環境で働きたい」という思いのある方は、ぜひ一度お話してみませんか?
○○様からのご返信心よりお待ちしております。
株式会社■■
採用担当
会社HP:
メッセージの内容をわかりやすくする
三つ目はメッセージの内容をわかりやすくすることです。仕事を探すとき最近はパソコンでなく、スマートフォンで探すのが主流となっています。
そのためスマートフォンで見やすいかが重要です。
長すぎる文を送ってしまうとスマートフォンで読みにくくなり返信率が悪くなってしまいます。
お勧めの文字数は300~400字前後となっています。
会社説明などは企業ページにも記載されているため、あまり多く書く必要がございません。
サクッと返信できる内容にすることが、返信率をあげるポイントにも繋がりますし、エントリーもしやすいです。
個人アカウントからメッセージを送る
四つ目は個人アカウントからメッセージを送ることです。メッセージは誰が送っているかということは応募者にとってとても重要です。
自動メッセージや企業からの返信を見ない方も多いですが、人対人でメッセージのやり取りをしていると返信を返そうと思うものです。
Wantedly(ウォンテッドリー)は「会社のアカウント」と「個人のアカウント」のどちらからでもメッセージ送るかを設定することが可能です。
応募者は会社のアカウントより、個人のアカウントから送られた方が親近感がわき返事が返ってくる可能性が高くなる傾向がございます。
そのため、個人のアカウントからメッセージを送るようにしましょう!
メッセージは8時間以内に必ず返信をする
五つ目はメッセージは8時間以内に必ず返信することです。基本的にレスポンスは早く行うことが応募者を離脱させないための一番大切なポイントとなります!具体的には少なくとも「24時間以内」には必ず返信を行いましょう。
理想的なのは「8時間以内」です!
ウォンテッドリーの調査によると24時間以内での送信に対する返信率が70%前後で推移するのに対し、72時間以降だと50%前後まで落ちてしまいます。(※ウォンテッドリー調べ)
そのため以下に早く返信をするかが一番大切なポイントとなります。
Wantedly(ウォンテッドリー)は応募者やメッセージが来ていても気づきにくい仕様になってるので、通知を見逃さないようにしましょう。企業から返信が来ると、返信率も高くなります。
送信者のプロフィールを載せる
六つ目は送信者のプロフィールを載せるということです。スカウト送信者のポジションや経歴が応募者にも伝わるよう、文末に簡単なプロフィールを載せると効果的と言えるでしょう。どんな人がスカウトをしてくれていたのかをメッセージにてイメージができると、返信の心理的ハードルが下がる場合もあります。
例えば、大学は卒業しているのか、現在の会社に入社して現在は何年目なのか、どういった経緯で内定をもらい入社を決めたのか、就活での実体験などをカジュアルな内容を載せましょう。
このことから、スカウトを受信した応募者は送信者のプロフィールを確認し、経歴に加えて仕事観や人柄に触れながら、共感や親近感に繋がるため、送信者のプロフィール情報は充実させておくと良いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では「Wantedly(ウォンテッドリー)」の返信が来ない理由とその解決策を解説いたしました。
Wantedly(ウォンテッドリー)で募集されている企業様はぜひ参考にしていただければと思います。Wantedly(ウォンテッドリー)でインターン募集をしている企業様にとっても効果的な施策もいくつかあるのでご活用ください!
Wantedly(ウォンテッドリー)において「応募」はほかの求人媒体と異なり、「選考」に必ずしも進みたいといったものでは無いということを頭の隅に置いておきましょう!全然興味のなかった会社でも少し話を聞いてみたい、どんな会社か気になるといった興味本位の応募者様もたくさんいらっしゃいます。
そのため、威圧的な文面や面接先などに誘導してしまうと応募者から返信が返ってきにくくなるためチェックポイントを改めて考え、確認しながら、気を付けていきましょう。
Wantedly(ウォンテッドリー)は給与の条件などを記載することはできず、会社の「想い」を載せそれに共感してくれる応募者を集めるという特徴があります。
そのため、他の求人媒体でうまくいかなかった企業様にぜひ一度Wantedly(ウォンテッドリー)をご利用いただけたらと思います。
返信が来ないとあきらめるのではなく、以下の5つの返信率を高める施策を行い、Wantedly(ウォンテッドリー)の返信を充実させましょう!こうした対策を行うことで返信が来ない状況を打破できます。
・応募者の興味を惹きつけるメッセージにする
・応募者に特別感を持たせる
・メッセージの内容をわかりやすくする
・個人アカウントからメッセージを送る
・メッセージは8時間以内に必ず返信をする
また、本記事だけでなく、yahoo知恵袋やほかの記事サイトも参考に返信率を高めていけると良いです。当社は代理店として採用のプロですので、何か困ったことがあればお気軽にお問い合わせください。
返信が来ないのは寂しいものですが、来ない原因と対策や流れしっかりすれば返信率が上がるのであきらめないで取り組み続けましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。