やる気のない社員は解雇できるのか?従業員との向き合い方について

やる気のない社員はどこの会社でも一定数はいるかと思われます。
やる気のない社員がいると会社の士気も下がるため、できればなくしていきたいですよね。
下記のようなお悩みを抱えている方、ぜひとも当記事をご確認いただきたいです。

「業務中、会社や身の回りの不満ばかりを言う社員がいるんだよね」
「仕事への積極性が欠けており、ローパフォーマーな社員がいる」

などといった悩みをお持ちの企業様に対して、そうなってしまった原因と改善策について詳しくご説明したいと思います。
当記事を読んで対処方法や理由を把握していただきたいです。

また、やる気のない社員がいるのは本人の意識の問題にもなります。原因によっては会社側が解決することは難しいかもしれません。ですが、明確な原因や解決案はある可能性があります。ぜひとも当記事「やる気のない社員は解雇できるのか?従業員との向き合い方について」を必読いただけますと幸いです。

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やる気のない社員ゼロの会社へ、対処法7選!社員のやる気を引き出す方法をお伝えいたします

会社を運営している側からするとやはり、「やる気のない社員ゼロの会社」作りを目指したいものですよね。どの会社へ行っても一定数のやる気の感じられない社員は存在するはずです。そもそもやる気のない従業員がいない方が珍しいといっても過言ではありませんよね。しかし、やる気のない社員ゼロの企業へ会社全体を動かそうとする取り組みは、何もしないよりは良いかもしれません。そこで1章では、やる気のない社員ゼロの会社へ目指す企業様に向けた、対処方法をお伝えさせていただきます。下記が1章の目次となります。

1-1    コミュニケーション方法を見直し、従業員との接し方を変える
1-2    1on1のような個々での面談で社員の悩みや不安を聞く
1-3     社員の頑張りに対してはしっかりと評価をする仕組みを作る、マネジメントをしっかり行う
1-4    働く従業員の意見を積極的に取り入れていく
1-5    会社の方向性を伝え、従業員との意思疎通を行う
1-6    悪影響があることを会社に伝える
1-7    やる気のない社員に対しては褒めるのではなく「期待している」ことを伝え、本人のモチベーションを与える

コミュニケーション方法を見直し、従業員との接し方を変える

やる気のない社員ゼロの会社へ、対処方法その1。まずは会社全体のコミュニケーションの取り方を見直しましょう。社内でのコミュニケーションが不足してしまうと、従業員同士の信頼関係が構築できず、業務にまで支障が生じて悪影響がでてしまいます。そうならないためにも社内でチャットツールやSNS等を上手く活用し、社員同士のコミュニケーションを活性化させていきましょう。
コミュニケーションを取ることで、従業同士の仲も深まりますし、会社全体の業績も上がっていくでしょう。

やる気のない社員

1on1のような個々での面談で社員の悩みや不安を聞く

やる気のない社員ゼロの会社へ、対処方法その2。1on1のような個々での面談で時間を取り、社員の悩みや不安を聞き出してみましょう。1on1とは、上司と部下が1対1で行う面談のことを指します。週1回から月1回の頻度で1回あたり30分~60分ほどで実施されることが効果的であるとされます。部下の将来のキャリア促進を目的として「業務上の悩み」「将来像の相談」「社内の人間関係」などをテーマに置き実施されることが一般的であります。

しかし、ここで注意すべきなのが上司からの一方的な評価ではないということをしっかり理解する事が大切です。あくまで1on1の機会では部下との「対話」を重視していることが特徴です。やる気のない社員をやる気にさせる対処法として、社内で一緒考える時間を作ったり、今後のステップアップについてどうするべきなのかなど、日常会話を交えながら部下の業務に対するモチベーションへ繋げていくことが大切です。

やる気のない社員

社員の頑張りに対してはしっかりと評価をする仕組みを作る、マネジメントをしっかり行う

やる気のない社員ゼロの会社へ、対処方法その3。社員の頑張りに対しては、しっかりと評価をする仕組みを作りましょう。やる気のない原因影響しているのは、下記のような評価に問題があるように思われます。

・上司によって評価がまばら
・業務で成果をあげても認めてもらえず、昇進が難しい
・業務内容に見合った給料がもらえていない

このような声が従業員から上がっていることはないでしょうか。この場合は会社全体に不満が影響してしまう前に、対策を打つ必要性がございます。評価に関して1番効果的なのが「数字を活用して評価を行うこと」です。曖昧な人の感覚で評価をするより、具体的な数字を示し本人の頑張りを表すのが良いとされます。また業務の成果や給料に関しては「給与に影響するポイント」を明確にするなどの対応を行いましょう。1人ひとりをしっかりと指導し、教育していけば自ずと会社の数字アップへも繋がっていくことでしょう。

やる気のない社員

働く従業員の意見を積極的に取り入れていく

やる気のない社員ゼロの会社へ、対処方法その4。面談や話し合いを通して、従業員の意見を積極的に取り入れていくことです。実際に働く社員の意見は、会社全体をより良いものへしたい時に必ず重要となってくるはずです。「ここはこうしたらもっと効率が上がると思います」「この施策を導入するのはどうでしょうか」など些細な社員の意見も聞く耳を立てることです。
もちろん、すべてを受け入れることは難しいかもしれませんが、一度採用してみると今後のマネジメントや新入社員の研修などでも活用ができるはずです。では、どのように社員の意見を聞くことができるのでしょうか。以下のような方法がございます。

・社内アンケートの実施を行う
・社内ワークショップやプロジェクトの実施を行う

従業員の意見を反映することで事業プランがより社員にとって納得のいく且つ、社員のモチベーションを上げられます。方法を取り入れたら、やる気にさせる第一歩となるはずです。

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会社の方向性を伝え、従業員との意思疎通を行う

やる気のない社員ゼロの会社へ、対処方法その5。先ほど従業員側の意見を取り入れることが重要とお話しましたが、会社側の展望も従業員へ定期的にお伝えすることがベストです。「会社としてこういう風になりたい」「今後こういった施策をしていきたい」などの企業概念を社員へ定期的に話すことが、社員一人ひとりのモチベーションへ繋がっていくでしょう。今一度、会社全体としてどのように社員を導きたいのか、どうするべきなのか最低限の範囲内はしっかりと見つめ直してみると良いでしょう。
会社の方向性が分かると、どのような努力をすれば評価されやすくなるか自分で判断することができるため、自分の目標を設定することしやすくなる効果が期待できます。

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悪影響があることを会社に伝える

やる気のない社員ゼロの会社へ、対処方法その6。会社に悪影響があることを伝えてみましょう。会社側に悪影響を話すことで企業側が何かしらの改善を施してくれるかもしれません。ここで注意すべき点はあくまで会社のためを考えて報告を行うことです。個人的な感情で企業側へ不満や問題を伝えることはリスクを伴いますし、私情を挟んでいるとみなされます。自分の意見だけでなく、周囲からの情報をしっかりとまとめた上で、話すことが必要です。

あくまで「会社の成果」を考えてのことだと伝えましょう。

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やる気のない社員に対しては褒めるのではなく「期待している」ことを伝え、本人のモチベーションを上げる

やる気のない社員ゼロの会社へ、対処方法その7。やる気のない社員に関して、むやみに褒める行為はあまりオススメしません。やる気を出してほしいからと、褒めてくる自分の上司は自分の事を何も理解ができていないと思うようになります。その結果、上司や会社側を馬鹿にし、なめてみるように見えるかもしれません。対処法としては、あくまで「あなたに期待しているため、これからも頑張ってほしい」と相手に期待しているという旨を伝えると、相手のモチベーションもアップし、やる気がに繋がる可能性があります。

上司が部下を見ているように、部下も上司を見ています。階級が違うとしても、きちんと部下と同じ目線に立ちしっかりモチベーションを引き上げる対策をしていくことが大切です。

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放置危険!やる気のない社員はクビにできるのか?対処しても改善されない企業様へ

会社としてやる気のない社員は解雇できるのでしょうか?対策を行っても改善されない企業様に向けてお伝えさせていただきます。

結論としてやる気のない社員を解雇することはできません。
現実問題として「仕事上、クビにすることが不可能」という会社は多いかと思われます。入社後にやる気のない社員と分かった際でも、一度採用した以上解雇できません。また、企業が採用を行う理由は人手不足です。解雇させたくても人員は少なく、辞めさせても仕事が回らず…。といった理由も多かれ少なかれあり、解雇へ踏み出すのも難しいですよね。法律問題としても解雇は決して簡単なことではありません。やる気のない社員は、会社として問題の種の一つであるはずですが、それだけで解雇できるわけではありません。「やる気がない」という問題をしっかり見つめなおし、しっかりと注意・指導を行うことで改善のチャンスを与えましょう。あまりにも業務態度がひどい場合は懲戒処分による制裁を与えたり、それでも改善されない場合は理由をきちんと説明し、相手の弁明を求めたりといった対策も行う必要性があります。

【やる気のない社員】まとめ

当記事では、やる気のない社員に関して解説をさせていただきました。
業務に対してやる気のない社員は、大手企業や中小企業含めた全企業において、できるだけ減らしたいものです。企業側は従業員を解雇できるのか?についても紹介させていただきましたので、ぜひとも今後にお役立ていただければと思います。

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